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日本にも進出のAMRメーカー「ForwardX」、110億円調達。3年以内の上場を目指す

自律走行搬送ロボット(AMR)メーカーの「ForwardX Robotics(霊動科技)」が、シリーズCで約2億元(約36億円)を調達していたことが明らかになった。保険大手の「泰康人寿(Taikang Life)」が出資を主導した。資金は新製品の開発やサプライチェーンの整備、海外市場の拡大などに充てるという。

2021年3月にもプレシリーズCで約2億5000万元(約45億円)を調達しており、累計調達額は今回で1億ドル(約110億円)を超えた。創業者の斉欧CEOは「間もなく次の資金調達を開始する。今後3年以内の上場を計画している」と述べた。

2016年5月設立のForwardX Roboticsは、中国で最も早くビジュアルナビゲーションを活用したAMRメーカーの一つで、用途に合わせて「Flex」「Max」「Apex」の3シリーズを展開している。複数のAMRに命令を割り当てるディスパッチシステムを基盤としており、一つのソフトウエアプラットフォームで物流業や製造業、小売業などさまざまな業種の現場にスピーディに対応することが可能だ。

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